大村雅朗没後25周年トリビュート公演
八神純子『 みずいろの雨 』 、ばんばひろふみ 『 SACHIKO 』 、松田聖子 『 SWEET MEMORIES 』 、佐野元春『 SOME DAY 』 、山口百恵 『 謝肉祭 』 、南佳孝 『 スタンダード・ナンバー 』 、大沢誉志幸『 そして僕は途方に暮れる 』 、吉川晃司 『 モニカ 』 、渡辺美里 『 My Revolution 』 、薬師丸ひろ子『 メイン・テーマ 』など 1600 曲以上の楽曲を手掛け、46歳の若さで他界し伝説の編曲家として知られる大村雅朗。没後25周年となる今年、偉大なる作編曲家の功績を称え、ゆかりの深い豪華アーティストが彼の生誕の地、福岡に集結し、福岡のみで開催される2夜限りのスペシャルなステージをお届けします。
INTRODUCTION
「大村雅朗、彼の天才をぼくは深く深く深く歴史に刻んで永遠に残したい」——これは作詞家・松本隆が『大村雅朗 25th Memorial Super Live』に向けて発信したメッセージの一部だ。日本最高の作詞家が、こんなにも哀しみとリスペクトと愛に溢れる言葉を捧げる大村雅朗が1997年6月29日、46歳という若さで早逝して今年で25年。大村が残した色褪せない音楽の数々は、昭和~平成~令和の3つの時代で輝きを放ち、聴き継がれ、歌い継がれている。
1978年頃から編曲家として活動をスタートさせた大村は、八神純子、ばんばひろふみ、そして松田聖子の一連のヒット曲のアレンジ、さらに彼女の作品で80年代を代表する不朽の名曲「SWEET MEMORIES」では作曲も手がけている。岸田智史、南佳孝、佐野元春、大沢誉志幸、渡辺美里、大江千里、吉川晃司、河合奈保子、中山美穂、辛島美登里…ここに挙げたアーティストはほんの一部だが、1600を超える楽曲の作・編曲に携わっている。例え大村雅朗という名前を知らない人でも、彼が作った音楽を聴いたことがないという人はいないはずだ。
その音楽は、最新の洋楽のサウンドをうまく取り込みつつ、その時の時代の匂いを薫り立たせる、それぞれの時代の「今」の音を作りあげてきた。高い美意識の元、先見性とその優しい人間性が音に表れていた。時代の音を創りながら“血が通った”メロディとサウンドは、いつまでも瑞々しさを失わないエバーグリーンな音楽、いくつものスタンダードナンバーを残した。そして多くの後輩音楽家に大きな影響を与えた。大村が手がけた渡辺美里や大江千里を始め、数多くのレコーディングに参加し、そのセンスを目の当たりにしていたのが、今日本の音楽シーンを代表する名ギタリスト・佐橋佳幸だ。そしてもう一人、「そして僕は途方に暮れる」(大沢誉志幸)を聴き、大村サウンドの洗礼を受けミュージシャンを目指したという亀田誠治も、大村に大きな影響を受けている。その二人が先頭に立って大村の死から25年経った今年、大村の功績を称えて9月23(金・祝)、24日(土)の2日間、大村の故郷・福岡(キャナルシティ劇場)で開催するのが『大村雅朗 25th Memorial Super Live』だ。
『チーム・バク(大村さんの愛称ですね)』の"レッキング・クルー"の一員として 20 代半ばからたくさんの作品に参加させていただいた僕と、大村作品を聴いて編曲家の道を志した亀ちゃん(亀田誠治)と、二人で音楽監督を務めることになりました。大村さんの人柄や仕事の流儀などを当時の仕事仲間らと共に回想しつつ、時代を超えて色あせることのない彼の音楽の輝きを、多面的に掘り下げ、ステージで甦らせたいと思います」という佐橋の言葉にあるように、9月23日ばんばひろふみ/八神純子/渡辺美里/中川翔子、24日大澤誉志幸/川崎鷹也/槇原敬之/南佳孝という、ヒットコンビから、大村の音楽DNAを今に受け継ぐフォロワーまで、豪華アーティストが競演。「みずいろの雨」「SACHIKO」「そして僕は途方に暮れる」「My Revolution」「スタンダード・ナンバー」をはじめ「SOMEDAY」「SWEET MEMORIES 」「モニカ」「Rain」など、誰もが知る名曲を聴くことができそうだ。
さらにゲストDJとして両日とも砂原良徳が出演し、開演前にDJでライヴへの期待感をさらに煽ってくれる。砂原は中川翔子、槇原敬之とのセッションも予定されており、こちらもどんな化学反応が起こるのか楽しみにしたい。そして佐橋の「時代を超えて色あせることのない彼の音楽の輝きを、多面的に掘り下げたい」という言葉にもあるように、松本隆(23&24日)と、プロデューサーの木﨑賢治(24日)をゲストとして迎え、大村雅朗を語る。松本は昨年行われた50周年記念ライヴ『風街オデッセイ2021』に出演した中川翔子らとトークセッション。沢田研二、吉川晃司そして槇原敬之のプロデューサーとして活躍した木﨑も、大村の仕事術や素顔などに迫り、貴重な話を聞くことができそうだ。
亀田誠治は「生前の大村雅朗さんにお会いする機会がありませんでした。だからこそ今度は僕が大村さんから受け取ったバトンをみなさんに渡していく番です」と語っているように、大村が残してきた音楽を、佐橋と亀田が率いるスーパーバンドが奏でる2022年“現在”の音で、“過去”を振り返りながらも、大村サウンドを“未来”に向けて鳴らしていくという強い思いが込められている。9月23日、24日は、早逝の天才音楽家・大村雅朗に思いを馳せながら、その音楽を心ゆくまで楽しみたい。
文=田中久勝
CAST
-
GUEST ARTIST
20229.23
(金・祝)
- ばんばひろふみ
- 八神純子
- 渡辺美里
-
中川翔子
コメントはこちら
20229.24
(土)
-
大澤誉志幸
コメントはこちら
-
南佳孝
コメントはこちら
-
槇原敬之
コメントはこちら
- 川崎鷹也
-
音楽監督
-
佐橋佳幸(Gt)
コメントはこちら
-
亀田誠治(Ba)
コメントはこちら
-
佐橋佳幸(Gt)
-
GUEST DJ
- 砂原良徳
-
TALK GUEST
-
SPECIAL BAND
- 佐橋佳幸(Gt)
- 亀田誠治(Ba)
- 山木秀夫(Dr)
- 今剛(Gt)
- 石川鉄男(Mp)
- 斎藤有太(Key)
- 山本拓夫(Sax)
11月26日(土)
アフタートーク&上演会開催!
出演者
- 木﨑賢治
- 佐橋佳幸
- 亀田誠治
- 公演日
-
- 2022年11月26日(土)
開場12:00 開演13:00
※開場、開演予定は変更になる場合がございます。
- 入場料
-
- 全席指定:¥2,500(税込) ※未就学児入場不可
- 発売
-
- 10月12日(土)10:00~ 一般発売
- 主催/企画制作
- 大村雅朗 25th Memorial Super Live 実行委員会
- お問合わせ
- サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 12:00~15:00(土日祝日休業)
SCHEDULE & TICKET
福岡公演
FUKUOKA
-
20229.23
(金・祝)
開場17:00 開演18:00
-
20229.24
(土)
開場16:00 開演17:00
※開場、開演予定は変更になる場合がございます。
福岡キャナルシティ劇場アクセスはこちら
- チケット(税込)※未就学児入場不可
-
- 2日通し券:25,000円(特製グッズ付き)
- 1日券:11,000円
- U-25チケット:5,500円(25歳未満の方を対象。年齢の確認出来る顔写真付身分証をご持参ください。)
※U-25チケットは当日、座席指定券に交換
- 9月24日(土)公演の配信チケット
-
- チケット代金: 3,500円(アーカイブ付き)
- 販売期間2022年9月15日(木)18:00~10月5日(月)21:00
- リアルタイムフル配信2022年9月24日(土) 開場16:00/開演17:00
- アーカイブ視聴期間2022年9月28日(水)18:00~2022年10月5日(水)23:59
※本公演は9月24日公演のみとなります。
- プレオーダー受付
-
- 受付期間7月21日(木) 13:00~7月26日(火) 23:59
- 入金期間7月29日(金) 13:00~7月31日(日) 21:00
※今回の先行では2日通し券のみの販売となります。
- 9月10日(土)発券開始予定
- お1人様 各公演4枚まで
- 未就学児入場不可
- 出演メンバーは都合により変更・キャンセルとなる場合がございます。変更に伴う払い戻し受付はございませんので、予めご了承ください。
- チケットの譲渡、および転売は禁止とさせていただきます。
- 新型コロナウイルスの感染防止対策の観点から、時間差で分散入場、規制退場とさせていただく場合もございます。
最新の情報は、随時オフィシャルサイトをご確認の上ご来場いただきますようお願い致します。
チケット情報